読書記録 プロジェクトマネジメントの基本が全部わかる本

公開日:2024年5月13日

「プロジェクトマネジメントの基本が全部わかる本」を読みました。
プロマネを自身を担当させていただくことがありながらも求められる能力はプロジェクトごとにつどつど異なり、体系的に幅広な知識を得たいと思っていたときに手にとった書籍です。

まさに、そのニーズにかなう書籍で、基本的な知識から、制作進行管理、見積り、保守などなど多岐にわたり紹介されています。

目次概要は下記のとおりです。
序章 プロジェクトマネジメントのスキルの全体像
第1章 プロジェクトとはなにか―基本的な知識と考え方をおさえよう
第2章 交渉―適切なパートナーシップを築こう
第3章 タスクマネジメント―チームでパスワークをしよう
第4章 プロジェクト計画―目標や進め方を決めよう
第5章 見積り―必要な費用とスケジュールを構想しよう
第6章 契約―不利な条件を回避しよう
第7章 要件定義―やるべきことを決めよう
第8章 デザイン―顧客が本当に必要だったものを目指そう
第9章 設計―専門家に渡すバトンをつくろう
第10章 テスト―事業リスクを最小限におさえよう
第11章 リリース―石橋を叩いて渡ろう
第12章 保守改善―事業の成功につなげよう

現場を想定されているようでクライアントの役職を加味した綺麗ごとではないアドバイスやメンバーのポジションチェンジ、社内政治的なことまでかかれており、ディレクター1年生だと想像しがたいことまで触れられています。

教科書的にディレクションを学びたい新人ディレクターはもちろん、現場で数年の経験を経たディレクターまでおすすめできる1冊です。

個人的に学んだこと

・ジョブ型アサインとメンバーの力量把握のために見積りを依頼する。
・タスクの管理方法「○○を○○する。」と記載する。
・進行管理の手法:ガントチャート+クリティカルパス法
・振り返りの手法:KPT(Keep、Problem、Try)
・ヒアリング項目と意識すること
・会議体と意思決定フロー
・トラブルメーカーがいる場合の対応
・開発手法
・要件定義・テスト・設計
ほか